ミーチュー
夢とは。
叶ったら、誰かにバトンタッチすべきものなんかな。
全てを預けていた、委ねていたはずの神様が意外としっかり人間の形をしていてたなら、君はガッカリするのかい。
嬉しくなって、気付いたらずっと半笑いだったりするけど、後になって我にかえるのかい。
「夢がね、叶ったんだよ、目をそらすなよ馬鹿」
我に返る。我に帰る。
誰に買える?おれにしか買えない。何にも変えれない。
サインを貰ったとき、その瞬間
誰に自慢するより先に自分に自慢してやりたくなった、ごくごく自然に。
なあ、すげーだろ、羨ましいだろ、
それでいて丸裸だ
おまえは夢を一つ手放した
夢の中を通過して、夢の先に立った。
そこから何が見える?
なんだろうなあ。
おかしいなあ、変わらない。
夢か、これは。
ずっと、ずーっと、夢なんだこれは。
冷めるなよ。覚めるなよ。
何も変えるな。何にも代えるな。